古代人の信仰に耳を澄ますcourse3

五穀豊穣、子孫繁栄。古代の人々の願いや、何らかの意図が込められた信仰の対象物を巡りましょう。

〈A〉MICHIMOステーション

〈B〉猿石

年代や制作理由も不明の、猿を思わせる顔の石造物。江戸時代に欽明天皇陵南の田から掘り出され天皇陵に置かれるも、明治5年に吉備姫王墓前に移されました。その特徴から僧・男性・女性・山王権現の名前がつけられています。

〈C〉亀石

穏やかに微笑んだような表情をした、飛鳥を代表する謎の石造物。制作理由は不明ですが、境界線を示すという説、居住域と墓域の境界とする説、碑の台石の未完成品とする説などがあります。南西を向いている亀が西を向いたとき、大和国一帯が泥の海に沈むという中世の伝説も残されています。

〈D〉酒船石

奇妙な文様が施された石造物。用途は不明であるが、酒の醸造であると言う説、あるいは油絞りの用途と考える説、砂金などの精選の用とみる説、辰砂(水銀朱)を製造する説から曲水の宴の場所とみるなどさまざまな説があります。

〈E〉飛鳥坐神社

日本書紀によれば、朱鳥元(686)年には、すでに4座が祀られていたとされる、延喜式内社です。祭神は事代主神、高皇彦霊神、飛鳥三日比売神、大物主神。境内には数多くの陰陽石が点在。毎年2月に催される奇祭「おんだ祭」では、天狗とお多福が演ずる夫婦和合の所作を行います。

〈F〉男綱

飛鳥川にかけられた、男性のシンボルを象った綱。上流に悪いものが行かないようにするための結界とも言われています。毎年1月に綱掛けの神事が仏式で行われますが、いつ頃始まったのか、今ではわかりません。

〈G〉飛鳥川上坐宇須多岐姫命神社

日本一名前の長い神社と言われる延喜式内社。本殿はなく、拝殿後方の南淵山をご神体とする原始神道の神社です。ここで皇極天皇の雨乞いが行われたのではないかという説があり、明治頃まで雨乞いの「なもで踊り」も行われていました。

〈H〉女綱

飛鳥川にかけられた、女性のシンボルを象った綱。上流に悪いものが行かないようにするための結界とも言われています。毎年1月に綱掛けの神事が神式で行われますが、いつ頃始まったのか、今ではわかりません。